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【PR】魚食文化継承 課題解決にも|新春トップインタビュー2025

株式会社鐘崎▶代表取締役社長 嘉藤 明美氏

▷学びと収穫に満ちた年だったとか。
 海浜エリアの観光スポットを巡る「せんだい海手線ループバス」をテスト運行するなど、東部エリアに新たなにぎわいを生み出し、手応えを感じると同時に、ネットワークを生かした取り組みの大切さを実感しました。

▷社会課題に積極的に取り組んでいます。
 例えば、水産資源の減少が問題になる一方で、使われていない資源も多い現実があります。これらをうまく活用することで、新たな価値や循環を生み出したいと考え、タコの皮を利用した商品を開発・販売しました。
 このほか、若者の地元就職を促進する取り組みとして、学生との交流にも力を入れました。インターンや交流イベントなどを通して学生たちから未来につながるさまざまなヒントや新鮮なアイデアをいただきました。もっと多くの若い世代に地元企業で働く魅力を知ってほしいと感じています。

▷今後の抱負を。
 昨年は「鐘崎総本店笹かま館」での朝食付き工場見学や伊達巻の手作り体験が好評でした。今後も、当地の魅力や日本の文化を次世代に伝える新たな体験型コンテンツを開発したいと考えています。
 目指すのは地域循環型の経営です。地域の資源にそれぞれの企業が持つ強みを掛け合わせ、ネットワークをつなぐことで社会課題を解決していくやり方です。弊社ならではの取り組みや実績を、他の企業に提供・共有し、より良い未来を実現したいと願っています。

株式会社鐘崎