【PR】地域のお役に立つ存在に｜新春トップインタビュー2025

カメイ株式会社▶代表取締役社長　亀井　昭男氏

▷昨年5月、「長期経営方針」を公表しました。
　主力のエネルギー事業は、世界的な環境意識の高まりによる低炭素・脱炭素型社会への移行が進展し、化石燃料から再生可能エネルギーへのエネルギーシフトが加速しています。また、世界情勢も加速度的に変化しており、将来の経営環境を見通すことが難しい時代となっています。社会課題への対応や、未来に向けた多角的な視点が経営に求められるなか、当社グループの持続的成長に向けて、長期的な経営方針を定め、「長期ビジョン」と「ありたい姿」を明確にすることで、さらなる企業価値向上を目指したいと考えています。活動の原点は変わりませんが、新たな価値の開拓を通じて、お客さまに良質なサービスを提供してまいります。

▷バイオ燃料活用を強化しています。
　バイオマスを原料とし、食料との競合や森林破壊のリスクが低い持続可能性に優れた次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の販売促進に注力しています。青森ねぶた祭で使用する発電機や仙台空港内の作業車両の軽油代替燃料として活用されています。また、福岡市のバイオ燃料活用実証事業においても当社および協力会社の事業案が採択され、昨年7月から12月までの期間、福岡市内を走るコンテナ車両などにサステオが供給されました。
　国の「脱炭素先行地域」事業に参画する企業として、今後も仙台市や関連団体と連携し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。