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【PR】1%でも高い妊娠率目指す|新春トップインタビュー2025
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京野アートクリニック仙台▶院 長 五十嵐 秀樹氏
▷昨年を振り返って。
診療報酬改定で精子凍結が選定療養となり、生殖補助医療(体外受精)への保険適用の幅が広がりました。また、不妊治療が徐々に認知され始め、通院しやすいようサポートを行う企業も増えたように感じます。
一方、保険で不妊治療をしている方や、保険診療を終えて自費で治療をせざるを得ない方に対する行政の支援は十分とは言えません。企業と行政が協力し、誰もが不妊治療を受けやすい社会環境をつくることが重要です。
▷国内では10人に1人が体外受精で生まれています。
日本の出生に対する不妊治療の比重が増しています。不妊症の周知と行政の支援策の周知が、受診への後押しになると思います。
遠方の方も通院しやすいよう、地域の医療機関と連携し、遠隔診療や分業制など新たな治療の在り方を模索しています。実現すれば、東北地方の人口減少に一定の効果があると見込んでいます。
▷1%でも高い妊娠率の実現を目指します。
難治性不妊症に対しては、漫然と同じ治療を繰り返さないことが成功のヒントだと考えています。当院では週に1回、部門を超えた検討会を開き、一人一人に適した治療計画を立てています。
不妊治療の最初の一歩である「妊活セミナー」と体外受精などの治療法を知ってもらう「ARTセミナー」にも力を入れています。治療を考えている方に適切な情報を提供して、適した医療機関を見つけてもらいたいです。