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【PR】高品質で幅広い医療を提供|新春トップインタビュー2025
独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター▶院 長 江面 正幸氏
▷1937年に仙台陸軍病院の分院としてスタートしました。
戦後に厚生省に移管され、国立仙台病院になりました。2004年の独立行政法人移行と同時に、仙台医療センターに改称しました。
国立病院機構(NHO)は、全国140病院を運営する国内最大の病院ネットワークで、重症心身障害や精神疾患の診療も行っております。国立の名称が付いていますが、国からの運営交付金はなく、各病院とNHOの資金だけで運営しています。
▷政策医療と救急医療が柱です。
当院は660床を有する急性期病院です。加えてがん診療やエイズ診療などの政策医療にも対応しています。
宮城県の基幹災害拠点病院として、災害時の中心的な役割を担っています。東日本大震災直後は、DMAT(災害派遣医療チーム)の受け入れ拠点の役割を果たしました。
昨年の能登半島地震では、DMATや医療班などを被災地へ派遣しました。拠点病院だからこそ支援する側の体制も整っています。
▷今年の展望は。
7月に日本医療マネジメント学会の学術総会が仙台で開かれます。2日間で4000人の来場を見込み、市民公開講座もあります。実行委員長としてぜひ成功させたいですね。
優れた品質管理を行う企業や組織に授与される「デミング賞」の予備審査を控えています。地域に密着した医療機関として期待に応え、質の高い医療を提供し続けるために、診療体制の充実、病院経営の安定化に努めます。