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【PR】中小の技術生かす協業 始動|新春トップインタビュー2025
株式会社コスモスウェブ▶代表取締役社長 吉村 直幸氏
▷昨年を振り返って。
医療機器事業の第2弾として、気管内挿管などの際に使うカフインフレ―ターの販売を4月に始めました。
チューブ先の風船の空気圧を自動制御できます。人手不足が深刻な医療従事者の負担軽減が見込めます。まだまだ手動が一般的であり、自動制御の認知度を高めていくことが必要です。
医療機関やメーカーとのつながりが増え、次の開発に生かしたいです。ただ医療分野は製作も販売も、法律などの面でクリアしければならない壁が多く、簡単にはいきません。
▷オープンイノベーション構想の進展は。
今月、技術を切り口とした他企業との協業を探る場を設立します。人口減少で技術者も少なくなる中、中小企業が技術を補い合い、生かしていく場です。
共同受注ではありません。以前から技術者同士が会話できる場を設けた方がいいと感じていました。
▷昨夏、販売を始めた卓上ロボット「スプレボN」について。
ハンダ付けやグリース塗布などに応用できるこれまでの卓上ロボに、小型コンピューター「ラズベリーパイ」を搭載。無償基本ソフト「リナックス」版を加えて、高性能化しました。多くの人が使うプログラミング言語「パイソン」を採用。さまざまな方法で動かすことが可能になり、活用の幅が広がります。
スプレボNをベースに、他企業の技術とのコラボレーションも進めたいです。自社製品を軌道に乗せ、さらなる展開を目指します。