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【PR】プラスチックの可能性追求|新春トップインタビュー2025

株式会社コバヤシ▶取締役東北工場統括長 星野 和生氏

▷昨年を振り返って。
 元日の能登半島地震は地域に甚大な被害をもたらしました。異常気象による台風・豪雨など、自然災害の激甚化と頻発化、世界各地で勃発する紛争など、混沌とした日々が続きました。こうした中、当社は方針である早期着手、迅速果断を実践した年でした。

▷環境に配慮した製品を作っています。
 「プラスチックにしかできないことがある。その可能性を追求し続ける」をテーマに環境配慮製品の研究開発から社会実装に取り組んでいます。
 その活動の一つとして主力製品の納豆容器の軽量化に成功しました。納豆は容器の中で発酵させて作るため、容器の保温性と通気性の繊細な加減が求められます。容器の底の溝やふたの小さな穴などに高度な技術が必要です。また発泡素材なので季節によって膨らみが異なり、生産時に微妙な調整を要します。毎日大量に消費される納豆容器だからこそ、軽量化による効果は大きいです。

▷今後の抱負は。
 東北・みやぎ復興マラソンのスポンサーとして給水所で使用されるドリンクカップを毎年提供しています。当社の環境配慮素材でできており、使用済みカップの回収後のリサイクルもしています。
 昨年はこのカップから作った植木鉢を県内の高校に寄贈しました。今後も継続し、地域の皆さんとのつながりを深め、徐々に規模を拡大しようと思っています。今年の干支、巳年にちなみ、実(=巳)を結ぶ年にしたいですね。

株式会社コバヤシ