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【PR】「社交」通じ地方経済下支え|新春トップインタビュー2025

株式会社五葉商事▶代表取締役社長 鈴木 せつ子氏

▷昨年オープンの新店が好調です。
 昨年1月に開店したバー「蔵さび」は、グループの既存6店舗よりカジュアルな価格帯で、幅広い年齢層のお客さまに来店いただきました。蔵さびをきっかけにグループの料理店を利用する方がいるなど、相乗効果もありました。

▷国分町の近況は。
 コロナ禍が落ち着いたとはいえ、街全体が過去にないほど厳しい状況です。各店が工夫して乗り切ろうとしています。例えば、クラブや飲食店経営の女性でつくる「伊達なママの会」は、数年ぶりに改訂したパンフレットをさまざまな場面で配布し、WEBサイトも新設しPRしています。
 仙台は支店経済都市と言われます。大都市の「本社」の好業績の成果を、仙台はじめ全国地方都市の支店・拠点にも還元していただかないと、日本全体が沈んでしまうのでは、と危惧しています。
 繁華街のにぎわいは経済のバロメーターでもあります。洗練された社交やビジネス交流の場を維持することは、地方や経済の維持にもつながるはずです。

▷「伝説のママ」として半世紀近く街を見詰めてきました。
 宮城県民会館移転は国分町にとって大きな変動です。中心市街地には、文化や情報を発信し人が集まる拠点が不可欠。跡地の活用を期待します。
 素晴らしい方々と出会い、支えられてここまでやってこられました。仙台の飲食・社交文化を維持するため、従業員の力を借りながら、街のために尽くしていきます。