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【PR】良質の牛タン 日米で広める|新春トップインタビュー2025
株式会社ジーコ 牛タン焼専門店 司▶代表取締役社長 荒 幸司氏
▷昨年を振り返って。
牛タン店を開いて18年、仙台市青葉区一番町に初めて自社ビルを取得し、本社を移転しました。2013年に開店した米国ロサンゼルス店も一昨年に10周年を迎え、大きな節目を迎えたとの思いがあります。
▷ロサンゼルスでの10年の歩みは。
店はロス郊外にあるスーパーのフードコート内です。米国で特に白人の人たちは、牛タンを食べる習慣がありませんでした。開店初日など忙しかったのは最初の10分ほど。その後は客が入らず、苦労しました。時間があるので、料理をお客さまの席へ持って行き、食べ方を伝授したものです。
そのうちにリピーターが現れ、今では行列もできます。現地の人に牛タンを楽しんでもらえる食文化が定着したと実感しています。アジア人富裕層が多い地域に立地した戦略が当たったのも大きかったですね。
▷仙台市内4店の現況について。
コロナ禍を乗り越えて、インバウンドの復活や円安による日本人旅行客の国内回帰もあって順調です。
円安によるコスト高の圧力はありますが、値段より味で来てもらうスタイルを守りながら、質と量を落とさないように努力しています。
▷今年の抱負を。
休業中の本店を自社ビル内にて再開する予定です。カウンターのみの店となりますが、できれば18年前のように店に立って、自分で牛タンを焼いてお客さまに出したいですね。