PR
【PR】東北の潜在力 技術で高める|新春トップインタビュー2025
清水建設株式会社▶執行役員 東北支店長 大橋 成基氏
▷東北の建設業界の動きを振り返って。
建築は半導体関連、土木は洋上、陸上ともに風力関連に旺盛な需要が見られ、東北のポテンシャルの高さを感じました。
東日本大震災の復興工事が一段落した一方、昭和・平成初期に建設された高速道路の耐震化・リニューアルなど公共インフラの健全性維持は東北全体の課題です。当社の技術力で引き続き貢献していきたいと考えています。
▷労働時間規制が強化された2024年問題への対応は。
協力業者を含めた関係者が現場に入る前から現場を出た後まで、人や資機材の動き全体を把握し直し、最適化を進めました。IoT技術を用い、現場管理で業務が集中しがちな書類作成を内勤者や時差勤務者が支援するようにもしました。
この問題に限らず、熟練技術者不足や資材高騰など、制約の増す中で工期と品質を守らなければなりません。そのために、着工前の早い時期から専門チームが最適な施工を作り込む「フロントローディング」が成果を上げています。
▷担い手不足も業界全体の課題ですね。
自分の関わった建造物が都市や風景の中にある喜びは、建設業の大きなやりがいです。3年前、ほぼ半世紀ぶりに工業高校生の採用を再開し、現場で頼もしく成長しています。今後も意欲ある若手人材を迎えたいです。
仙台市泉区役所の建て替えが本格着工しました。地域に喜んでいただけるよう、総合力で取り組みます。