PR
【PR】宮城の安心へ 災害報道強化|新春トップインタビュー2025
株式会社仙台放送▶代表取締役社長 稲木 甲二氏
▷昨年を振り返って。
正月の能登半島地震で災害報道の大切さを改めて感じました。自然災害など不測の事態に備え、どのような状況でも県民に早く的確な情報を提供できるよう毎月1回、スタジオで訓練をしています。
マニュアルは大切ですが、アナウンサーが「海岸に近づかないでください」などと実際に声に出して頭の中に入れておくことも必要です。災害報道はさらに強化していきたいと思います。
▷新規ビジネスに積極的です。
東北大加齢医学研究所の監修で開発した運転技能向上トレーニングアプリが、恒常的な収入を確保できるようになってきました。
主催セミナーは従来の医療・健康系に加え、金融や事業承継の分野にもテーマを広げ、リアルと配信のハイブリッド型に注力しています。通常のセミナーは会場の定員がありますが、配信は多くの人に届くので収益性が見込めます。広告収入に加えて、新たな収入源を確保することが安定経営には欠かせません。
▷今年の抱負は。
真の地方創生に向け、フジテレビ系列でキャンペーンのような取り組みができればと思います。地方は国会議員の数も減って発信力が減退し、東京一極集中が加速しています。地方の現状を系列の力で多くの人に知ってもらいたいと考えています。
11月に開催した主催の「東北・みやぎ復興マラソン」は、1万人近い参加者がありました。地域の人たちに喜んでもらえるイベントにも力を入れます。