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【PR】農業物流 トップランナーに|新春トップインタビュー2025

全農物流株式会社▶執行役員東北支社長 藤井 達也氏

▷物流の「2024年問題」について。
 全国農業協同組合連合会(JA全農)の物流部門として、農畜産物の輸送を主に行っています。輸送トラックからの荷下ろしや荷待ち時間など、ドライバーの負担を軽減する施策については、2024年問題の前から取り組んできました。
 パレット輸送を導入することで荷役作業を改善し安定輸送の確立を図っています。宮城県大衡村には米穀約1万7000トンを保管できる巨大倉庫があり、物流基地としての役割も担っています。

▷鉄道を利用した長距離輸送について。
 2023年に導入した米専用貨物列車「全農号」は、1運行で最大100トンの米穀輸送が可能です。月2、3回運行しており、東北・新潟・北陸の米穀を西日本方面に安定して運べます。モーダルシフトによる環境負荷軽減、輸送コスト削減にも効果も上げています。

▷人材確保について。
 昨年度に続き高校生の採用を積極的に行っています。今年度は作業職だけではなく初めて事務職を採用しました。未来を担っていく若者には新しいことにどんどん挑戦してほしいですし、会社としても成長を応援していきます。

▷今後の展望は。
 2030年には「日本の食を支え、農業物流のトップランナーとなります」をスローガンに掲げ、本年は目標達成に向けた土台作りを行い、常に新しいことにチャレンジしながら、着実に事業を展開してまいります。