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【PR】環境配慮型社会実現目指す|新春トップインタビュー2025

大成建設株式会社▶常務執行役員東北支店長 西岡 巌氏

▷建設業界の現状について。
 政府の国土強靱化計画に伴って、老朽化インフラの更新需要などを中心に公共投資は底堅さを維持し、民間の設備投資案件も当面、増加傾向にあると予想されます。
 東北支店は現在、宮城県大和町で半導体製造装置メーカーの開発棟を建設中です。引き続き製造業を中心とした大型民間案件を受注していくことで、東北での経済・産業の発展に貢献したいと考えています。

▷環境問題への対応は。
 当社は持続可能な環境配慮型社会の実現を目指して「長期環境目標」を定め、2050年にはCO2排出量を実質ゼロにする取り組みを始めました。
 支店も、環境省の脱炭素先行地域プロジェクトに参加しています。仙台市中心部の定禅寺通エリアで既存のビルに省エネ・再エネ設備を導入し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)に改修する取り組みを、市や他企業などと協力しながら進めています。

▷働き方改革の取り組みは。
 24年度から建設業界にも労働基準法改正による時間外労働の上限規制が適用されました。当社は、適正な事業量を優先する業務改善や人員配置、DX化を含む働き方改革を鋭意進めております。
 支店内の時間外労働時間も、昨年比で短縮傾向になっています。今後も社員が「仕事への情熱」と「豊かな生活」を両立できる職場環境を目指し、取り組んでまいります。

大成建設株式会社