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【PR】リフォーム×銅製品に挑戦|新春トップインタビュー2025

株式会社タゼン▶代表取締役社長・御銅師 田中 善氏

▷昨年8月、慶長元(1596)年創業の老舗の社長に41歳で就任しました。
 やりたいことがいろいろあったので、今はめちゃめちゃ楽しいですね。仙台藩祖伊達政宗公から初代が与えられた「御銅師」の称号を受け継ぎ、さまざまな銅製品を企画、製造し、銅の需要を自ら生み出してきました。
 今後は主力である住宅設備のリフォームと銅を掛け合わせ、銅で作ったトイレのペーパーホルダーや表札といったオリジナル商品や、壁の一部に銅を取り入れるなど、建材としての活用も進めています。既に地元の旅館や海外の建築業者、デザイナーに納入し、手応えを感じています。

▷新しい会社風土づくりにも努めています。
 長く同じ仕事をしていると、時代の流れについていけず、危機感が薄れる傾向があります。新しいことに挑戦する気概が必要だと社員に訴えたところ、若手を中心に販促イベントでのさまざまなアイデアが出始めました。
 会社紹介を面白く読んでもらおうと、あえて手書きの体裁にした「タゼンつーしん」の創刊号も発行しました。

▷現在、新たに計画していることは。
 「あかがねハウス」(仮称)を今年中にオープンする予定です。場所は一番町本店の近くで、銅製品を実際に作ったり、五感を使ってさまざまな体験ができる楽しい施設です。
 国内外からの観光客や広く市民の方々に銅の良さを感じてもらい、仙台という街の魅力も伝えられる施設にしたいですね。

株式会社タゼン