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【PR】東北の医療支える人材育成|新春トップインタビュー2025
東北医科薬科大学▶学 長 大野 勲氏
▷入試や修学資金制度に新たな枠を設けました。
医学科は2025年度入試から定員20人の「東北地域定着枠」を新設し、総合型選抜を導入しました。宮城を除く東北5県いずれかの医学生向け修学資金への応募が条件です。卒業後は応募した県の医療機関で最短5年の勤務を義務付け、定着を図ります。
薬学科には「地域支援制度」を導入しました。修学資金を貸与された学生が、宮城または秋田県内の医療機関に一定期間従事することで、全額の返還が免除される制度です。
▷医薬合同の教育に力を入れています。
医師と薬剤師はチーム医療の現場で重要なパートナーです。互いの役割を理解してもらうため、附属病院での実習を医学科と薬学科の合同で行っています。医学科の解剖実習には薬学部の希望者も参加します。いずれは必修化も視野に入れ、医療系総合大学として学生が多くの経験を積める環境をつくります。
▷卒業生の活躍が在学生の刺激になっています。
医学部の1期生は臨床研修を終え、専攻医になりました。本学の「卒業生交流支援センター」は、卒業生が在学生をサポートする場です。学生からは国家試験や進路について相談しやすいと好評です。
関連教育病院や地域医療ネットワーク病院など、在学中に関わる病院が東北各地にあることが本学の強みです。そうした連携先に卒業生を送り出し、東北の地域医療の力になれればと思います。