【PR】「東北を元気に」を全力で｜新春トップインタビュー2025

トヨタ自動車東日本株式会社▶取締役社長　石川　洋之氏

▷会社設立の思い。
　当社は、東日本大震災の翌年に「一過性でない復興支援を」という強い思いで発足し、コンパクトカーの企画・開発・生産をしています。これまで、地域の皆さまに支えられて、東北でものづくりの基盤をつくってきました。

▷東北での諸活動。
　「異業種相互研鑽活動」では、業種を超えた皆さまと、職場の困り事解決を通じた互いの人材育成を行い、「東北モビリティ・プロジェクト」では、過疎化などによる移動課題の解決に地域の皆さまと一緒に取り組み、活動の輪を広げています。
　地域や販売店の皆さまと、モータースポーツイベントの盛り上げにも力を入れています。プロドライバーによるデモ走行や同乗体験会場は笑顔にあふれ、東北でクルマを楽しむ文化の広がりを感じます。小学生を中心とした工場見学や各学校へ出向く出前授業も拡大していく予定です。

▷今後の取り組み。
　カーボンニュートラルの実現に向け、東北の豊かな自然が生み出す、水力や地熱、風力発電などのエネルギーを、クルマづくりに関わる皆さまと共に活用する取り組みを進めます。また、昨今のBCPの重要性をふまえ、工業団地内や地域自治体と共に構築してきた、非常時に防災拠点へ送電する仕組みづくりを今後も継続していきます。このような活動を続け、地域の皆さまや未来の子供たちに、ものづくりの魅力をさらに感じてもらい、東北をもっと元気にすべく、本年も全力で取り組んでまいります。