閉じる
PR

【PR】独自開発装置で省力化支援|新春トップインタビュー2025

株式会社PSS▶代表取締役 渥美 春人氏

▷業務の拡大が続いています。
 食品や自動車関連機器、超高圧装置など、産業用機械を中心に設計から製造、アフターフォローまで一貫して行っています。納入実績は北海道や四国に広がりました。
 社名の「PSS」は1995年に創業した「プラントサポートサービス」の頭文字。2008年に株式会社化しました。「ゼロからの可能性を具現化する」が経営理念です。前例がない難しい注文を数多く受けて技術を蓄積してきました。

▷自社開発の実績は。
 山形県の農協の依頼で枝豆のさやむき機を開発しました。最近は製品をパレット上に自動積載するパレタイザーや製品を降ろすデパレタイザー、ロボット活用装置が中心です。
 20年に開発した極省スペースパレタイザーは、高さが2・3㍍で幅1・8㍍、奥行き2・4㍍とコンパクトで場所を取らないのが特長です。工場の天井高が2・4㍍しかない業者さんからの相談が開発のきっかけでした。
 1分間に12個の荷物(荷重5㌔)を運ぶ能力で作業の省力化とスピードアップを実現しました。販売実績は30台を超えました。

▷今年の重点課題は。
 物流業界などは人手不足が深刻で、省力化が求められています。
 パレタイザーなどを納入した工場から「ラインの他工程で省力化を図りたい」という要望が増えています。荷物を識別する3Dカメラの性能向上などを生かし、最適な装置を開発して工場の全自動化に貢献します。

株式会社PSS