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【PR】常磐道全通10年 より便利に|新春トップインタビュー2025
東日本高速道路株式会社▶執行役員 東北支社長 梅木 秀郎氏
▷昨年を振り返って。
経年劣化した構造物を取り替え、道路の安全性、信頼性を向上させるリニューアルプロジェクトを推進中です。本年度も管内で26カ所の床版交換を予定しています。工事広報の強化や、4車線を確保しながら構造物を交換する「半断面施工」を一部実施し渋滞緩和に努めます。
観光推進では、定額で乗り降り自由になる観光フリーパスのプランを増やしています。6県周遊などに加え、昨年は宿泊またはレンタカーのセットプランに「青森宮城」「秋田宮城」の2 件を新設し、ご好評を頂いています。
▷社員の気象リテラシー向上に取り組んでいますね。
多発、激甚化する自然災害に備え、高速道路の安全確保に向けた作業のきめ細かい調整には、気象の知識が不可欠になっています。私自身も気象予報士の資格を取得し、4年ほど前に希望する社員へ気象に関する研修を企画。延べ68人が受講しうち1人は気象予報士の試験に合格しました。
▷今年3月、常磐自動車道が全線開通10周年を迎えます。
常磐道の全線開通で仙台圏と首都圏は東北自動車道とのダブルネットワークでつながりました。この10年、浜通りの高規格道路として、復興事業や地域活性化などでお役に立てていることに喜びを感じています。
感謝の気持ちを込めて10周年の記念イベントを企画するとともに、4車線化事業の推進など、より使いやすい道路に向けた改良を重ねてまいります。