閉じる
PR

【PR】解体とリサイクルの両輪で|新春トップインタビュー2025

株式会社藤田興業▶代表取締役 藤田 和俊氏

▷建物解体や廃棄物処理、リフォームなど幅広く対応しています。
 5年前に宮城県名取市に開設した産業廃棄物中間処理施設が堅調です。太陽光パネルや瓦のリサイクルといった、県内でほぼ当社だけが対応できる点を評価いただいたようです。
 燃料や資材が高騰し、厳しい状況が続きますが、一昨年に続き昨年も賃上げしました。「人への投資」を進めた年でもありました。

▷リサイクルに思い入れがあります。
 解体業として会社を設立した24年前から「廃棄物処理を含め解体の最後まで責任を持つ」と考えています。解体時の廃棄物がゼロになることはないでしょう。資源・環境保護の観点からは「どう再利用するか」がより重要になっていきます。廃棄物の具体的な再利用法を提案すべく社内で研究を続けています。
 事業の柱である解体業を支えるためにも、廃棄物処理の対応品目を拡大し、廃棄物のリサイクル100パーセントを目指します。

▷今年の抱負を。
 今年は仙台市の中心部などで大規模な解体案件が想定されます。そうした案件に対応できるよう特に人材育成に力を入れ、組織の力を底上げしていきます。
 近年の人材不足は深刻です。当社はもちろんもっと業界を知ってもらおうと、昨年から現場を撮影してSNSで発信しています。特に若年層へアピールできないか模索中です。
 「環境にも経済的にも優しい企業」を目指して、新しい力を取り入れつつ、未来に向かう年にしていきます。

株式会社藤田興業