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【PR】世界と戦える魅力の創出を|新春トップインタビュー2025

株式会社ホテル佐勘▶代表取締役社長 佐藤 勘三郎氏

▷「観光レジリエンスサミット」のレセプションに携わりました。
 観光の大切な要素でもある「食」で、仙台らしさをどう表現するかに心を配りました。
 東南アジアからの参加者が多いことから、その味覚に合った料理を考えました。宿泊施設としてはチャレンジといえる食材「松島産牡蠣のオイル漬け」を提供したところ、好評でほぼ完食していただけました。
 朝食も、宗教に基づくさまざまな制約に配慮し、ビュッフェの全ての料理に素材等を表示したところ、喜んでいただけました。
 今後も国際会議に携わる際には、これまでの実績を踏まえ仙台らしく、佐勘らしく、おもてなしできるよう努めたいと考えています。

▷訪日客の呼び込みという課題があります。
 宮城県の総宿泊者数における訪日客の割合は5%程度。国内はもとより世界の観光地とも戦えるような、魅力あるコンテンツ作りが急務です。秋保地区では、既に宿泊税導入による原資を想定した準備が始まっています。

▷昨年は大幅な賃上げもありました。
 業務体系の進化を目指し、踏み切りました。課題は山積みですが、「お客さまのために」とスタッフが工夫を重ねて前向きに取り組む空気が生まれています。

▷今後の展望は。
 心からくつろいでいただける快適な環境を整備しつつ、和を極めた朝食や旅館らしいお風呂など日本の伝統文化を軸に据えた「和」のおもてなしを佐勘全体で増やしていきたいと考えています。

株式会社ホテル佐勘