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【PR】長期滞在型観光の魅力創出|新春トップインタビュー2025

ホテルメトロポリタン仙台▶専務取締役ホテル事業本部長兼総支配人 林 健一氏

▷近況はいかがでしょう。
 コロナ禍を経てWeb会議などが浸透し、ビジネス利用は減少しました。一方で修学旅行に東北での東日本大震災の学習を組み込む学校が増えたほか、インバウンドも好調で、ライブなどの大型イベントによる宿泊や宴会の需要はコロナ禍前に戻ってきていますね。

▷インバウンド対応を強化しています。
 日本の外国人観光客のうち東北への来訪者比率は1・5%程度でまだまだ伸びしろがあります。加えて各地のホテルを移動しながら観光している方が多く、地元への経済効果はなかなか高まっていないようです。そのため推進したいのは長期滞在型の観光です。仙台は、東北各地はもとより首都圏にも1時間半ほどで移動できるなど、交通の利便性が高い立地のため、仙台を拠点にした旅行をご提案したいと考えています。また雇用面でも積極的に国際的な人材を採用し、対応しています。

▷今後の取り組みは。
 長期滞在は国内向けにもアピールしたいと考えており、来春開業する「ホテルメトロポリタン ベース仙台」も利便性と居住性を兼ね備えた長期滞在を想定したホテルです。
 さらに自社農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」では人気のイチゴ狩りハウスの面積を3倍に拡大。また収穫したリンゴなどの果物をホテルシェフ監修のもと、セミドライフルーツやフルーツ菓子に加工して販売する企画も進んでおり、国内外に広くPRしていきたいです。

ホテルメトロポリタン仙台