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【PR】「次の50年」へ 都市力磨く|新春トップインタビュー2025

三菱地所株式会社▶東北支店長 増渕 多俊氏

▷市況について。
 賃貸事業は、資材・人件費等のコスト増を受け、お客さまのご理解を得た上で賃料の増額改定を進めています。泉パークタウン等の分譲住宅事業も安定的に推移し、マーケット全般としては良い環境にあります。継続賃料の上昇がさまざまなコスト増に追い付かず、今後の開発事業は建築費高騰の影響やインバウンド需要の伸びを見ながら進めていきます。

▷昨年を振り返って。
 昨年は「動く・動かす」をテーマに進めてきました。泉パークタウンはまちびらき50周年を迎え、住民感謝祭等のイベントを開催し、ブランド価値向上に努めました。
 仙台市中心部では電力ビル周辺再開発事業や扇町物流施設事業の推進に加え、長町インター直結の「次世代基幹物流施設」開発事業も市他関係3者間の協定を締結するなどさまざまな事業を動かすことができた1年でした。

▷泉区役所の建て替え事業に着手します。
 来庁者の利便性向上や環境配慮・防災機能強化に加え、新庁舎を中心としたにぎわいの創出等、官民連携による街の新たな形の実現を目指しています。この事業を起点に、仙台市内における開発の流れを生み出したいです。

▷今後の抱負は。
 日本の発展には地方の拠点都市の強化が大切です。東北全体の活性化には、仙台が都市力を高め、人や企業を集める吸引力を持つことが必要不可欠です。三菱地所グループのさまざまなノウハウを次の50年も惜しみなく投入していきます。

三菱地所株式会社