閉じる
PR

【PR】中小企業の相談業務強化へ|新春トップインタビュー2025

宮城第一信用金庫▶理事長 菅原 長男氏

▷昨年を振り返って。
 能登半島地震、日銀のマイナス金利解除は社会に大きなインパクトを与えました。一昨年に新型コロナが5類に移行しましたが、中小企業の業績はまだ回復途上です。企業を取り巻く諸課題について、専門家が相談に応じる「みやしんサポートサービス」の充実を図り、対応していきます。
 また、地元信金として、被害額が全国で年間1000億円とされる特殊詐欺の被害防止に取り組んでいます。リストアップした顧客を営業担当者が回り、「見知らぬ人が訪ねてきたらみやしんに連絡を」と呼び掛けています。

▷IT戦略と起業家支援について。
 総務部にDX推進担当を新設し、金融分野に詳しいシステムエンジニアを配置しました。法人顧客のデジタル化やIT機器導入といった分野でアドバイスしています。デジタル機器に苦手意識がある中小企業や個人事業主のDX推進に役立ちたいと考えています。
 今年も起業家が事業プレゼンを行う「地域クラウド交流会」を8月に開催します。スタートアップ企業が成長しないと地域経済は発展しません。企業支援はわれわれの役目です。

▷愛媛県の宇和島信用金庫との業務提携から10 年になります。
 仙台市と宇和島市の産業交流を図っています。今年は両市が歴史姉妹都市となって50周年でもあり、1月末に秋保ヴィレッジ(太白区)で始まる恒例の宇和島フェアに力を入れます。ぜひお出かけください。

宮城第一信用金庫