築120年余、遊郭の面影今に 八戸「新むつ旅館」
厚い格子窓を横目に玄関をくぐると、黒光りするY字階段の上を空中回廊が横切る。築120年余の「新むつ旅館」は遊郭の面影を残しながら、八戸市小中野の街角にたたずむ。
明治期に貸座敷「新陸奥楼」として創業。1957年の売春防止法施行を機に旅館業へと転身した。
切り盛りする川村紅美子さん(80)は東京都出…
厚い格子窓を横目に玄関をくぐると、黒光りするY字階段の上を空中回廊が横切る。築120年余の「新むつ旅館」は遊郭の面影を残しながら、八戸市小中野の街角にたたずむ。
明治期に貸座敷「新陸奥楼」として創業。1957年の売春防止法施行を機に旅館業へと転身した。
切り盛りする川村紅美子さん(80)は東京都出…