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寺崎英子(てらさき・えいこ)─細倉鉱山写真家(栗原市)─消えるヤマの日常 活写

 鉛と亜鉛の産出では国内有数を誇った栗原市鶯沢の細倉鉱山が閉山したのは1987年。細倉で育った寺崎英子さん(1941~2016年)は、人が去り、寂れていく古里をカメラで撮り続け、約1万3000カットのネガを残した。

 鉱山の全盛期は昭和30年代。小学校は児童数1200で、県内一のマンモス校だった。幼稚…

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