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佐藤鬼房(さとう・おにふさ)─戦後を代表する俳人(塩釜市)─ 弱者視点の句 貧困原点

 <縄とびの寒暮傷(かんぼいた)みし馬車通る>。塩釜市の赤坂交差点そばのポケットパークに、戦後を代表する俳人佐藤鬼房さん(1919~2002年)の句碑が立つ。

 釜石市の鉱山で働く両親の長男として生まれ、2歳で塩釜に移住した。父親は小学校入学直前に病死。母親が3人の兄弟を育て上げた。その姿を<冬山が抱…

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