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永沢才吉(ながさわ・さいきち)─地方政治家(大崎市)─水道を敷き伝染病抑制

 明治前期、旧古川村(現大崎市)の人々は良質な水に恵まれず、赤痢やコレラに悩まされた。地方政治家永沢才吉(1841~1936年)は全国に先駆けて近代的な水道を敷設し、伝染病の抑制に努めた。

 呉服商の家に生まれた。決めたことは徹底的に実行する性格で知られた。1881年、古川村議となり、82年には村長に…

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