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後藤桃水(ごとう・とうすい)─東北民謡育ての親(東松島市)─ 郷土の唄発掘 伝承に力

 「東北民謡育ての親」と言えば、この人しかいない。各地の隠れた民謡を掘り起こし、その価値を高めたのが後藤桃水(1880~1960年)だ。故郷の野蒜村(現東松島市)に民謡道場を開き、多くの歌い手を輩出。作曲や編曲にも取り組み、「八戸小唄」「野蒜甚句」「大漁唄い込み」といった名作を残した。

 桃水が初めて…

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