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遠藤昭吾(えんどう・しょうご)─漁師(南三陸町)─ 世界初のギンザケ養殖

 宮城県が生産量全国一を誇るギンザケの養殖は、旧志津川町(現南三陸町)が発祥の地とされる。試験段階から関わり、世界初のギンザケの海面養殖技術確立に貢献した立役者が、町出身の漁師遠藤昭吾さん(1934~2004年)だ。

 昭吾さんは中学卒業後、家業のカキ養殖を手伝った。20歳で念願だったマグロ船に乗り込…

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