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鶴岡 遙々のおもい/とうほくドローンeye「おくのほそ道」編/(23)

 北前船で栄えた酒田の町に、芭蕉はすっかりはまったようだ。親切な人々と離れ難くなり<余波(なごり)日を重(かさね)て>しまった。

 <漂白の思ひやまず>白河の関を越え、はや2カ月余り。松島、平泉、山寺、…