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おくのほそ道編(17)尾花沢/高山森々(こうざんしんしん)/とうほくドローンeye

 山刀伐(なたぎり)峠。出羽の国に向かう芭蕉主従は不気味な名の山道を越えなければならなかった。屈強な地元の若者に案内を請い、恐る恐る越えた。

 山中の様子を〈高山森々として一鳥声きかず〉と記す。北宋の王…