ものづくり 知と技学ぶ 宮城工高で企業がオンライン講義 AI活用法を生徒が考案

オンライン発表を見守る宮城工高の生徒たち

 ものづくり企業が持つ知識や技術を生徒に吸収してもらおうと、宮城工高(仙台市青葉区)は、日立ソリューションズ東日本(同)の関係者を講師に招いた出張講義を開いた。例年は対面の講義だったが、本年度は新型コロナウイルスの影響でオンライン形式で行われた。

 情報技術科の3年生38人を対象に、週4こまある実習の時間を活用。人工知能(AI)をテーマに、延べ4日間で関連知識や活用事例を学んだ。

 最終日の11月24日には、生徒自身で考えたAIの活用法を発表。AIが好きな食材や栄養バランスを考慮して最適な献立を考えたり、天候を予測して服装や傘の有無を提案したりと約30のアイデアが出た。

 同社の担当者は「先行事例との差別化のポイントは」と質問し、「AIで何を解決したいのか忘れないように」と助言。「経験の豊富さはチャンスにつながる。苦手なことにも挑戦して経験を積んでほしい」と講評した。

 東城裕樹さん(18)=青葉区=は「勉強するうちに応用の考え方もできるようになり、いい経験になった」と刺激を受けた様子。谷地沼龍之介さん(18)=岩沼市=は「将来ゲーム開発に携わりたい。学習したことを今後に生かしたい」と抱負を語った。

 ものづくりを担う人材育成を目的に工業系の高校と企業が連携する県事業「みやぎクラフトマン21」の一環。同社は初年度の2007年度から参加している。

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