スポーツクライミングの伊藤ふたば(TEAM au、岩手・盛岡中央高)は今春、プロクライマーとして新たな一歩を踏み出す。東京五輪出場を逃して涙をのんだ18歳は「世界のトップで活躍する」と誓う。目標は五輪、世界選手権、ワールドカップ(W杯)の3冠だ。
最年少14歳でボルダリングジャパンカップを制し、もう4年がたつ。W杯に参戦した16歳以降は強さを増し、実力は東京五輪金メダル候補の野口啓代(31)=TEAM au=と並ぶ。
「W杯では圧倒的にフィジカルが足りず、意識的にトレーニングした。帰国するたびに『背中が大きくなった』と言われ、苦手だったパワー系の課題に対応できるようになった」と成長を実感している。
小学3年で競技を始め、目標のW杯出場も達成。キャリアを重ねる中、「クライミングをずっとやっていくんだ」という気持ちがいつしか芽生えた。不安はなくはないが、身近にはプロ先駆者の野口もいる。
春からは練習拠点を関東に定め、2024年パリ五輪はボルダリングとリードの複合種目に集中する。得意のスピードは複合から外れてしまったが「国内の選手層が厚いリードでも勝負できる」。迷いはない。
本当であれば、東京五輪の残る出場枠1を懸けて12月の複合ジャパンカップに挑むはずだった。だが、大会直前、国際連盟と日本協会で争っていた出場基準を巡る問題にスポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断が下され、最後の切符は昨夏の世界選手権で上位だった別の選手の手に。もやもやを残し、希望はついえた。
東京五輪で初採用されたスポーツクライミングは歴史が浅い。普及に向け、伊藤は「年を取っても続けられる競技の魅力をどんどん伝えていきたい」と言う。
まだ10代。五輪はパリ、ロサンゼルスと続く。世界選手権、W杯も。「小さい頃からの夢。全てで優勝したい」。表情がきりっと引き締まる。プロの自覚をにじませた。
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