石巻市中央2丁目の雑貨店「きゅう」の所属アーティストが描いたデザインが、東京のアパレルブランド「MAISON SPECIAL(メゾンスペシャル)」の洋服に起用され、オンラインストアなどで限定販売されている。空想上の動物がパズルのように敷き詰められた中、現実に生きる動物が交ざった緻密なデザイン。既に売り切れたサイズもあり、反響を呼んでいる。
考案したのは福田成美さん(33)。デザイン名は「Wonderful Puzzole~不思議な動物園」で、男女兼用パーカの背中部分にプリントされている。色は白、黒、カーキの計3色があり、昨年12月中旬に販売が始まった。メゾンスペシャルの代名詞ともいえるゆったりとしたサイズ感や、軽量で快適な着心地も特長だ。
デザインの起用は、福祉を軸にした新規サービス開発などを手掛けるヘラルボニー(盛岡市)が、障害のあるアーティストを対象にした「アートハンカチアワード2021」に応募したことがきっかけ。
きゅうは生きづらさや心に苦しさを抱える人が自分のペースで仕事をする福祉施設でもあり、北村誠悟所長(35)の後押しもあってアワードに挑戦したという。
ハンカチへの採用はかなわなかったが、ヘラルボニーがメゾンスペシャルとコラボレーションした商品を販売する企画の第2弾が決定。ヘラルボニーから「福田さんの作品を紹介したい」と連絡を受け、商品化が決まった。
福田さんは「いつか自分のデザインが販売されたらという夢がかない、うれしい。販売された実感はなく、ふわふわしたような気持ち」と話しているという。
北村所長は「施設として絵を描きたい、表現をしたいという気持ちになるようにサポートしたいと常々思ってきたが、一つの形にできたような思いだ」と喜んでいる。
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