全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)は、昨シーズンの全国のサンマの水揚げ量などを発表した。記録的な大不漁の中、女川魚市場は北海道、本州の主要漁港で唯一、水揚げ量、水揚げ金額とも前年を上回る大健闘を見せた。東日本大震災前の2010年以来、県内トップの座を気仙沼から10年ぶりに奪回したほか、水揚げ量、金額とも北海道花咲、大船渡に次いで3位に入った。
全さんまによると、北海道、本州の20年の総計は2万95566トン。不振を極めた19年の4万517トンを1万951トンも下回る結果となった。
日本一の水揚げ量を誇る花咲は8616トンで19年の1万6196トンから、ほぼ半減。本州一の大船渡は6238トンで162トン減だった。
こうした中、20年の女川は5060トンで19年の4563トンから497トン増を記録。気仙沼が19年の5380トンから815トン減の4565トンだったため、逆転した。
水揚げ金額も全国的な水揚げ量の減少を背景に10キロ当たりの単価が4406円と、19年より1652円もアップしたことで金額は9億7300万円増の22億3000万円にも達し、花咲の51億1900万円、大船渡の28億1900万円に次いだ。
北海道、東北の主要漁港が伸び悩む中、女川は昨年10月10日の初水揚げから12月14日までの約2カ月余りで、19年より16隻多い161隻が入港したことも大きかった。
女川魚市場の木村仁取締役部長は「漁場が遠い厳しい状況で、女川で水揚げしてくれた漁船や、地元買い受け人ら業界人の理解、協力に感謝したい」と話す。
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