秋田の高卒就職、県内の内定が7割超え コロナで地元志向強まる

 秋田県教委は21日、今春卒業予定で就職が内定した高校生のうち、県内就職の割合が2020年12月末時点で、前年同期比4・8ポイント増の72・4%に上ると発表した。7割を超えたのは05年以来。県教委は「新型コロナウイルスの影響で地元志向が強まったことも一因」とみている。

 就職希望者(公務員を含む)は2095人で、内定したのは1989人。このうち1441人が県内に就職が内定した。県内民間は1271人、県内公務員は170人。就職希望者のうち県内希望者は1522人で、割合は前年同期比5・0ポイント増の72・6%だった。

 これまで県内就職の割合が最も高かったのは01年3月卒業予定者の73・7%。05年3月卒業予定者が70・6%だったのを最後に、以降は50~60%台に低迷していた。

 県高校教育課は「01年は米国同時多発テロの影響で首都圏の企業が採用を控えたが、県内企業は影響が少なかった」と分析。新型コロナの世界的流行に触れ「国際的に大きな出来事があると地元志向が強まる傾向にあるようだ」と推測する。

 20年12月末時点の就職内定率は前年同期比1・3ポイント減の95・5%。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る