改正条例「施行停止を」 蔵王・七ヶ宿両町長が白石市長に要求へ 刈田病院公設民営化

公立刈田総合病院

 公立刈田総合病院(宮城県白石市)を運営する宮城県白石市外二町組合の山田裕一管理者(市長)が指定管理者制度の導入で公設民営化を可能にする条例改正を専決処分したことを巡り、副管理者の村上英人蔵王町長は21日、小関幸一七ケ宿町長と連携し、条例の施行停止を要求する考えを明らかにした。

 村上町長は同日の蔵王町議会全員協議会で「副管理者2人の反対を押し切って管理者の独断で行われた。先月の組合議会で議員提案され、否決された改正案と同じ内容での専決処分は議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な背信行為だ。管理者に撤回を強く求める」と述べた。

 議員からは「裁判も視野に入れ、しっかりけじめをつけるべきだ」「病院で働く人が不安になり、混乱している。経営陣が一枚岩になっておらず残念だ」といった意見が出された。

 七ケ宿町議会は18日に全員協議会を開き、小関町長に対応を一任する方針を確認した。両町で同じ内容の要求書をまとめ、22日に山田管理者に提出する予定。改正条例は、2月1日に施行となる見通し。

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