デスク日誌(1/23):つぶやき

 縁遠いと思っちゃいけない。会員制交流サイト(SNS)の活用だ。姉妹紙「石巻かほく」を発行する三陸河北新報社は元日、ニュースサイト「メディア猫の目」の掲載記事に関し、記者によるツイッターへの投稿を始めた。

 若手を中心に取材時の様子をつぶやき、未使用の写真や動画を載せる。フォロワー(読者)は開始2週間余りで100人近く。記事への反響も寄せられた。

 提案者は千葉県出身の若手記者(24)。メディアとしての訴求力向上や読者の開拓が狙いで「石巻圏に関心のある圏外の人々にローカルニュースの存在を知ってほしい」と意気込む。

 石巻かほくは宮城県内で購読できるが地域情報を発信する一方、広くつながるチャンネルがあっていい。東日本大震災10年となる石巻の今を伝える紙面の充実にも結び付けば幸いだ。

 つぶやく若手が頼もしく見えるが、アナログ派の当方は未経験。「逃げちゃ駄目だ」と心を奮い立たせるも、先日はツイッターの検索法を尋ねて同僚を絶句させた。「ハウツー本買おうか」「急げ脳のデジタル化」。生のつぶやきが止まらなくなっている。
(石巻総局長 沼田雅佳)

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