横手大雪 市が国に財政支援要請 道路除雪費、予算使い切る

モニターの吉岡局長(左)に財政支援を要請する高橋市長

 秋田県横手市の高橋大市長は22日、今冬の記録的大雪で道路除雪費が予定を大幅に上回っていることから、国土交通省の吉岡幹夫道路局長に臨時の財政支援を要請した。新型コロナウイルス感染防止のため、要請書を郵送した上でオンラインで行った。

 市によると、執行済みの道路除雪費は22日現在で約11億円に上り、当初予算をほぼ使い切った。財政調整基金を取り崩し、13日の市議会臨時会で8億円を追加補正した。

 高橋市長は「突出した財政負担が強いられ、行政運営も今後厳しくなる」と窮状を訴えた。吉岡局長は「除雪費が足りないことで市民の生活が困ることのないようにしていきたい」と財政支援に理解を示した。

 横手市では11日に積雪が193センチに達し、観測史上最大を更新した。22日午後4時現在の積雪は142センチ。雪の重みでパイプハウスや農機具保管庫の倒壊が相次ぎ、果樹の枝折れも多発している。

 24日には葉梨康弘農林水産副大臣が、雪害に遭った市内の農園を視察する予定で、市は農業者への支援を要請する。

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