東北を味わう 伊達家の正月 大崎・旧有備館で再現

伊達家の豪華な正月膳

 宮城県大崎市岩出山の旧有備館でミニ企画展「伊達家の正月膳」が開かれている。三汁十六菜の元日のご祝儀膳を模型で再現し、藩制時代の豊かな食文化を紹介している。2月7日まで。
 仙台藩13代藩主伊達慶邦に仕えた家臣が残した文書を基に復元した。伊達家の先祖が正月に亡くなったことがあったため、精進御膳を食べてから、雑煮、本膳、二ノ膳、三ノ膳と続いたという。藩祖政宗の時代から献立はほぼ変わらなかったと伝えられている。
 東北らしく食材にサケが多く使われており、藩の特産品だった塩ザケの腹に塩蔵筋子を入れた「鮭子籠(さけこごもり)」や氷頭なます、なれずしなどが並ぶ。庶民は口にできなかった白鳥も汁物として出されていた。
 午前9時~午後5時。入場料は一般350円、高校生260円、小中学生180円。月曜日休館、庭園内の樹木伐採のため2月2~5日は臨時休館。

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