絵本で被災地の子応援、作家さかいみるさん寄贈 石巻信金が橋渡し
福岡県遠賀(おんが)町の絵本作家さかいみるさんが全国の災害被災地を励まそうと書いた絵本冊子「ながれぼし」925冊が、石巻地方2市1町に贈られた。
東日本大震災をきっかけにさかいさんと夫の境修一郎さんが「絵本deえがおプロジェクト」を立ち上げ、協賛を募って毎年被災地に寄贈している。石巻信用金庫が協力し、石巻地方への配布は今年で8回目となる。
絵本はA5判、30ページ。友達思いの黒猫メチャくんと仲間たちが、優しいタッチで描かれている。英語訳も添えてある。
石巻地方の自治体へは、さかいさんと縁のある遠賀信用金庫を通じ、石巻信金が届けている。このうち東松島市へは28日、石巻信金の佐藤政博常務理事らが市役所で渥美巌市長に300冊を手渡した。同市では公立保育所の年長児らに配布する。
渥美市長は「絵本で子どもたちの夢が広がると思う」と感謝した。佐藤常務理事は「被災地の子どもたちの力になりたいという思いに賛同している。継続的に協力したい」と話した。
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