石巻市が旧北上川河口部右岸に整備する「市南浜マリーナ」が4月、運用を始める。建設工事が終盤を迎えている。東日本大震災の津波で不法係留船が市街地に流されて被害が拡大したことを教訓に、船舶を陸上で保管する施設。マリンレジャーの拠点としても活用し、交流人口の拡大につなげたい考え。
マリーナはプレジャーボートやヨットなど130隻分の保管スペースを堤防の内陸側に設置。固定式クレーンで船を水面から陸に揚げ、台車で運ぶ。補助設備として水面と結ぶスロープも設けた。水上での係留にも対応する。一時的な利用者向けに浮桟橋を配置し、7メートル級24隻、10メートル級6隻の計30隻が停泊できる。
保管場所と浮桟橋、管理棟、船舶の修理を手掛ける作業棟などは3月末までに完成する予定。クレーンの完成は7月末にずれ込み、全面運用の開始は8月を見込む。保管スペースは拡張に備えた敷地を確保しており、利用状況を見ながら今後、整備を検討する。
河口周辺には船を保管する施設がなく、不法な長期係留が常態化。国土交通省北上川下流河川事務所によると、震災で激減したが再び増加し、昨秋の調査でも41隻が確認された。
市や同事務所は船舶の所有者らにマリーナの完成を周知し、係留船の移動を呼び掛けていく方針。市河川港湾課の担当者は「将来的に長期係留船ゼロを目指したい」と話した。
マリーナは3月に開園する石巻南浜津波復興祈念公園と隣接する。海や川を生かしたレジャーを提供する場としても活用し、水辺空間のにぎわい醸成を図る。
市は利用者向けの説明会を21日、市ささえあいセンターで開く。利用方法や予約手続き、申請時期などを説明する。定員80人で、17日までに申し込みが必要。連絡先は市河川港湾課0225(95)1111内線5607。
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