<入試のツボ>公立出願 判断材料に/私立高の結果から

 宮城県内では私立高の入試が行われ、結果が出始めている。私立高の入試結果を見てから公立高の出願先を決める流れになっているため、この週末に公立の出願校を決める最後の話し合いをする家庭も多いことだろう。

 私立高の受験校をどのような観点で選んだかによって、この結果を受けた動きは変わる。

 例えば、志望する公立高と偏差値が同程度の私立高(コース)を受験した場合、結果によっては、より合格する可能性の高い学校に志望校を変更する生徒もいるだろう。

 逆に、大学の系列校(コース)に合格できた場合は、強気の勝負に出る場合もある。仮に公立高に合格できなくても、3年間しっかりその私立高で高校生活を送れば、系列の大学への進学がほぼ可能となる。最初からこの考えで進学先を選ぶ家庭もある。

 公立高入試に前期日程と後期日程があった一昨年までは、前期日程の結果が、最終出願校を決める判断材料になっていた。

 昨年からは日程が一本化されたため、本出願に先立って行われる「出願希望調査」(今年は1月20日に結果公表)で動向を確認し、直近の模試や私立高入試の結果を参考に公立高の出願校を決めることになる。

 初志を貫徹するか、出願校を変えるのか、その選択は非常に大きい。しっかりと自分の将来と向き合って結論を出し、公立高入試まで残された時間を悔いなく過ごしてほしい。

 高校入試を通じて合否の結果以上のものが得られたら、それが今後の大きな糧になるはずだ。
(河合塾NEXT・進藤誠泉中央教室長)

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