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石巻市新年度予算案 一般会計749億円 復興期間終了、通常規模に

 石巻市は5日、総額749億円の2021年度一般会計当初予算案を発表した。東日本大震災の国の復興・創生期間終了でハード事業費が大幅に減少し、20年度当初比61・6%減となった。4月に市長選を控えた骨格予算編成とした。10日開会の市議会2月定例会に提出する。

 一般会計は復旧復興分が97・5%減の30億7191万円。一部のハード事業の完了が21年度にずれ込むため、他自治体からの応援職員50人の派遣関係費5億5354万円を計上。ソフト事業は継続が多く、被災者住宅再建補助事業費は13億5728万円を充てた。

 通常分は1・7%増の718億2809万円。復興事業で整備した施設の維持管理費や社会保障費の増加で震災前の600億円台は上回った。新たに完成する施設の指定管理料などでは複合文化施設に2億9400万円、石巻南浜津波復興祈念公園に3237万円、南浜マリーナに2100万円を充てた。

 新型コロナ対策関係は総額7億8916万円で、ワクチン接種費に6億3462万円を計上した。内閣府に認定された自治体モデル事業のSDGs推進関係費は4398万円を盛り込んだ。電動カートや人工知能(AI)ロボットの購入費などに充てる。

 23年度の運用開始を目指す一般廃棄物最終処分場建設事業に61億5308万円、国のGIGAスクール構想に基づきタブレット端末を市内の小中学生に配布するコンピューター関係費に計約3億8000万円を充当。21年度から民間委託する学校給食センター運営費は6億3711万円。

 歳入は新型コロナの影響や復興需要の収束を見込み、市税は2・8%減の183億7900万円とした。地方交付税は震災復興特別交付税の減少で55・4%減の216億3300万円。

 特別会計と病院、下水道の両事業会計を含む総額は59・0%減の1287億8600万円。

 市議会2月定例会には49議案が提出される。会期は3月17日までの36日間。

【2021年度の主な事業】
 ・SDGs推進関係 4398万円
 ・被災者住宅再建補助 13億5728万円
 ・新型コロナウイルスワクチン接種 6億3462万円
 ・一般廃棄物最終処分場建設 61億5308万円
 ・複合文化施設管理 2億9400万円
 ・学校給食センター運営 6億3711万円

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