「いしのまき大賞」受賞者決定 個人は国際コンクール1位の好文館高・星さん

いしのまき大賞に選ばれた星さん

 石巻市の知名度アップや地域振興に貢献した功績者に贈られる石巻商工会議所の「第14回いしのまき大賞」の受賞者が決まった。マリンバ演奏で国際コンクール1位を獲得した石巻好文館高3年の星伊吹さん(18)と、水産加工品で内閣総理大臣賞を獲得した石巻市塩富町の末永海産、東日本大震災の伝承活動に取り組む3・11メモリアルネットワークの1個人、2団体が選ばれた。

 マリンバ奏者の星さんは、昨夏の第23回長江杯国際音楽コンクール打楽器部門・高校の部で頂点に立った。コンクールは打楽器をはじめ、声楽やピアノなど計8部門で競った。一昨年から本格的にマリンバに携わり、全国の精鋭が出場するコンクール初出場での快挙だった。

 末永海産は、同社の商品が昨年第59回農林水産祭・水産部門で内閣総理大臣賞を、第30回全国水産加工品総合品質審査会では農林水産大臣賞といずれも最高賞を受賞。高度な加工技術とともに、全国初の生食用カキのHACCP認定などで消費者の信頼も得ている。

 石巻を拠点とする3・11メモリアルネットワークは登録団体が70におよび、岩手、福島と広域連携を図りながら語り部など震災の伝承活動を展開する。震災を風化させず、教訓を後世に残し伝えようとインターネットで幅広く情報も発信。創設した基金による助成制度で関係団体の伝承活動の支援も行う。

 経済、文化、教育、スポーツなどの分野で功績者をたたえるいしのまき大賞には今回、12件が推薦され、選考委員会での選定、常議員会での承認と、受賞候補者の承諾を経て決定した。

 例年披露の場となっていた石巻市と共催の新年賀詞交歓会が今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、3月3日に石巻グランドホテルで開く商議所会員大会の席上、表彰される。

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