秋田県と早稲田大、東北小水力発電(秋田市)は9日、共同開発している水力発電用新型水車の実証実験を始めたと発表した。少ない水量で効率的に発電できる。約1年間実験し、2021年度中の製品化を目指す。
新型水車は同県仙北市の県鎧畑(よろいばた)発電所(最大出力計1万5700キロワット)の3号機として設置され、1月18日に実験を開始した。実証機の最大出力は49キロワット(1日当たり一般家庭約40世帯分)。
新型水車はランナーと呼ばれる羽根車の形状、水車を通った水の出口部分を従来の水車から変え、発電効率の低下につながる振動、ぶれを抑えた。
9日、県庁で記者会見した早大理工学術院の宮川和芳教授(流体機械)らによると、発電水量は最大毎秒0.122立方メートル。従来はこの30%の水量が必要だが新型水車は15%の水量でも効率的に運転ができる。落下速度の変化にもより広く対応可能という。
開発目標とする流量変化は15~110%(従来は30~105%)、落下速度変化50~150%(60~140%)で、実験により季節ごとに変化するダムの流量、水位に対応できるかどうかデータを集める。
共同開発する3者は17年に事業協定を結び、開発を始めた。事業費は約2億7500万円で国が3分の2を補助し、残りは県が負担する。
東北小水力発電の和久礼次郎社長は「全国には小規模水力発電が可能とされる場所が2万カ所あるが、水量の少なさなどが理由で未開発だった。老朽化した水力発電施設にも導入したい」と意気込みを語った。
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