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金華サバ水煮缶に合う~ 特別純米酒「ための」発売 木の屋と石川酒造がコラボ

「金華さば水煮缶」を楽しむための特別純米酒「ための」

 石巻市の石川酒造店と木の屋石巻水産がコラボレーションした日本酒の第2弾「特別純米酒 ための」が11日発売される。木の屋の「金華さば水煮缶」を楽しむための日本酒として開発。石巻のPRに加え、新型コロナウイルスの影響で増加する家飲みでの需要も見据えている。

 県産の酒造好適米で、豊かな香りが特長の「美山錦」を使った。加美町の田中酒造が、アルコールを添加しない特別純米で製造。脂がのった金華サバ本来の味と、芳醇(ほうじゅん)な米の香りが互いを引き立たせるよう、キレのいいすっきりとした味わいに仕上げた。

 両社のコラボ商品第1弾の「コレ、ス鯨(げい)」を2019年12月に発売した直後、開発に着手した。石川酒造の石川泰光社長(64)と木の屋の木村優哉社長(36)がデザイナーを交え、味の調整、商品名やデザインの相談を重ねて完成させた。

 石川社長は「缶詰をつまみに飲んで、バランスやストーリー性を楽しんでほしい」と話す。木村社長は「お酒と一緒に缶詰を食べてもらい、金華サバの新しい魅力を見つけてもらえたらうれしい」と語った。

 720ミリリットル入りが1700円(税別)、300ミリリットル入りが818円(税別)で、市内の酒販店やスーパー、道の駅「上品の郷」や「いしのまき元気いちば」で販売するほか、飲食店でも提供する予定。セット販売やギフト商品も企画している。

 連絡先は石川酒造店0225(22)0535。

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