宮城県石巻市の平孝酒造は、東日本大震災直後に発売した「日高見 希望の光」の純米吟醸酒を予約限定で再販売する。被災したもろみを生かして蔵の復興の原動力になった銘柄で、復刻を願う顧客の声に応えた。震災から丸10年となる3月11日に解禁する。
県産ひとめぼれを原料に使った。精米歩合50%まで酒米を磨き、穏やかな香りにやわらかな味わいが特徴。新型コロナウイルス禍で苦境が続く世の中に向けて「明けない夜はない」と記したラベルをたすきのように貼り付けた。
震災で蔵の屋根が崩落し、仕込み中のもろみ約5万リットルを失った。残ったもろみは停電で温度管理ができず、一度は廃棄が決まった。
その後、残った複数の種類のもろみを搾ると、深みのある思わぬ味わいを醸した。「日高見 希望の光」として2011年4月に発売。全国から注文と復興に向けた応援の声が殺到した。
平井孝浩社長(58)は「震災時にもらった希望と勇気を込め、コロナ禍を乗り越える力になるような酒にしたい」と話す。
720ミリリットルで1600円(税別)。特約店の店頭や電話、オンラインストアで今月21日まで予約できる。連絡先は平孝酒造0225(22)0161。
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