横手のかまくら始まる 規模縮小、地震後に安全確認も

雨天の横手のかまくら。子どもたちは火鉢に手をかざして温まった=15日午後6時30分ごろ、横手市の光明寺公園

 横手市の小正月行事「横手のかまくら」が15日始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、観光客向けの催しを行わないなど規模を大幅に縮小。季節外れの雨にも見舞われ、静かな「かまくら」となった。16日まで。

 市内には例年、高さ約3メートルの大型の雪室が80基程度造られる。今年は雪室を並べた観光客向けの会場を設けず、小学校や町内会など地域に37基が設営された。子どもたちによる甘酒と餅のもてなしも取りやめた。

 市中心部の光明寺公園では地元の馬口労町(ばくろうちょう)青年会が子ども向けにかまくら体験を企画した。青年会の自営業石井孝幸さん(41)は「観光のかまくらは中止になったが、雪で遊んで楽しかった記憶を子どもたちに残してあげたい」と語った。

 市観光協会は感染防止を目的に「地域伝統行事としてのかまくらの開催」を呼び掛けた。13日夜の福島県沖を震源とする地震を受け、雪室の強度を確かめた上で内部の使用を認めた。

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