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新たな女川土産に 「ほや醤油せんべい」発売 町観光協会

販売会でほや醤油せんべいをPRするオランダちゃん(左)とシーパルちゃん

 女川町観光協会は新たな女川土産にしようと、町内産のホヤを使った「ほや醤油(しょうゆ)せんべい」を発売した。13日に町観光協会の案内所前で販売会があり、町の公認キャラクター「シーパルちゃん」らが新商品をPRした。

 ほや醤油せんべいは石巻市の水産加工会社「本田水産」の「ほや醤油」を使い、オランダせんべいで知られる酒田米菓(酒田市)に製造を委託した。

 せんべいには山形県庄内産のうるち米を使用。ほや醤油は、東松島長寿味噌(東松島市)のしょうゆを使って通常販売されている物よりホヤエキスの割合を20%から25%に増やし、ホヤの風味をより感じられるようにした。食べやすくするため砂糖を加えた。

 酒田米菓企画室の高橋大地さん(26)は「幅広い世代が楽しめる味付けになった。庄内産のお米とホヤのハーモニーを味わってほしい」と話す。

 パッケージにはホヤや酒田米菓のマスコットキャラクター「オランダちゃん」、シーパルちゃんのイラストをあしらった。2枚入りが10袋入って、税込み500円。町内の水産業体験施設「あがいんステーション」で販売されている。

 町観光協会の遠藤琢磨事務局長(53)は「ホヤの感じが出すぎると好き嫌いが分かれるが、ちょうどいい味。これから販路を増やしていきたい」と意気込む。

 ほや醤油せんべいは2日に発売。同時に女川町限定パッケージのオランダせんべいも発売された。

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