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東松島市議会 道の駅設置 市長、2023年秋開所を想定

 東松島市議会2月定例会は19日、会派代表質問を行った。市政運営などに対する質問で、渥美巌市長は三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に「道の駅」を設置する構想について「2023年10月のオープンを目指す」と述べた。

 渥美市長は、三陸沿岸道から直接乗り入れが可能な整備に向けて、国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所と調整中と説明した。21年度に基本設計を行い、22年度に工事を始める方針。道の駅に通じる市道百合子線は、防衛省の補助金を活用し、22年度まで拡幅改良整備を行う予定。

 市鷹来の森運動公園内の防災拠点備蓄基地については、全国の災害被災地に支援物資を送る拠点として存在感を発揮していることから、21年度の県市町村振興総合補助金から一部経費が補助されることが決まったと説明した。市は全国への支援を行う一方、維持管理費の負担が大きいとして、県単位での運用や経費支援を要望していた。

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